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「イスラム国」思想統制、図書館を襲撃し本焼く

2015年02月03日

【カイロ=久保健一】イスラム過激派組織「イスラム国」が、実効支配するイラク北部モスルなどで、図書館や書店を襲撃して奪った本を焼却処分する動きを加速させている。

 西洋などの思想・文学などを害悪とみなすイスラム国による言論・思想統制がさらに強まっていきそうだ。

 モスルにあるニナワ県立図書館長アブドルカーデル氏によると、焼却は1月上旬から始まった。県立図書館では1月5日、イスラム国のメンバーが、児童書、詩集、欧米やアラブ圏の小説などを中心とした蔵書約2000冊、トラック6台分を強奪し、図書館前で焼却した。近隣住民の証言によると、強奪した男たちは「背教者の思想を広め、アッラー(神)への不服従を促しているので、焼き払う必要がある」と語った。