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<米国>女性人質死亡を確認…「IS拘束下」で犠牲

2015年02月12日

【ワシントン和田浩明】オバマ米大統領は10日、イラクとシリアで活動するイスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)が拘束していた米国人女性人質、ケイラ・ミュラーさん(26)が死亡したと発表した。ヘーゲル国防長官の声明によるとミュラーさんは「ISの拘束下で死亡した」という。ISは6日の声明で「ヨルダン軍の空爆により破壊されたシリア北部ラッカ近郊の建物で死亡した」と主張し、米情報機関が確認作業を進めていた。オバマ大統領ら米側は、死亡の時期や原因には触れていない。

 オバマ氏は声明で、ミュラーさんが2013年8月の誘拐前、シリア難民の支援を行っていたことなどを説明。その人道的活動を「憎しみに満ちた恐るべきテログループの行動の対極にある」とたたえた。ヘーゲル長官はISが「罪のない人々を拘束、殺害しており、世界は連帯して非難する」と述べた。

 米国家安全保障会議(NSC)によると、先週末にISがミュラーさんの家族に「追加情報」を送付、この情報を米情報機関が確認した後、死亡の判断が行われた。